甘い生活

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…一度この肌に口づけてしまったら、止められるはずがない。 彼女の体の至るところを刺激すると、聞きたかった甘い声が浴室に響き渡る。 「……ヤベ…風呂でヤルのやみつきになりそう…」 「……うん…あったかくて…気持ちいいね…」 …トロンとした真っ赤な顔で、更に俺を煽るようなこと言うもんだから。 我慢できずに動きを速めて、一緒に快感の波を超えた。 「…なんでお前そんなにかわいいわけ?」 …こんなこと昔は思っていても言葉にできなかったけど。 今なら、何でも伝えたい気分。 …渚と付き合い始めてから、自分でも気持ち悪いくらいに素直になったと思う。 「…ホント…かわいすぎて誰にも見せたくない…」 「……き…恭ちゃん先にあがっていいよ!私体洗ってから上がるから!」 …照れ隠しのつもりで話を逸らそうとしてるんだろうけど…全然隠せてないし。
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