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「…いいよ別に謝らなくたって。それにしても…ホントタイミングのいいヤツだなそんなときに電話来るなんて」
「佑真は昔から間がいいの。前にもね…」
俺に体を洗われながら、昔の佑真との話を楽しそうにする渚。
正直、アイツとの話なんて全然興味ない。
多分アイツは渚の事が好きなはずだ。
でも今こうして渚が俺を受け入れてくれたってことは…アイツの想いは届かなかったんだろう。
わかってはいるんだけど…今他の男の名前は聞きたくない。
話をやめさせたくて、渚の気持ちいい部分に触れる。
「ちょっ…恭ちゃん…」
「お前が悪いんだよ。…楽しそうにアイツの話なんかすんな」
結局無理やり話を中断させて、懲りもせずにボディーソープの泡だらけの渚をその場で抱いた。
…俺のことしか、考えられないようにするために。
「これから一緒に暮らしたら、毎日一緒に風呂だから」
「えぇっ!?…体…もたないかも…」
まぁ、嫌がられたって無理やり入るけどね。
こんな甘い時間、逃すわけないだろ。
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