一回だけの善行

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「さてと......帰るか。」 私は昼休みに不良どもが送ってきた画像つきメールを観て一頻り爆笑したあとでその画像をネット上にばら蒔くと脅しもう二度と抜き打ちの持ち物検査をやらないと誓わせた後で不良どもに命じて更に色ボケ生徒会長をヤるようにさせた。 因みに不良どもは気持ちよかったそうだが一々その様子を画像つきメールで送ってくんじゃねえよ。 「..........?」 私は人気がないはずの体育倉庫で何やら殴られている音がしたので行ってみると......黒埼が不良どもに殴られていた。 「.......おい。」 ああ......またあのアホ関連か。 「ん?誰......げ!?」 「あ、相川紫音だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 「に、逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「逃がさねえよ。」 私は不良どもに笑いながら夕凪で殴りかかり.......血の雨が降り注ぎ夕凪が真っ赤に染まるまで蹂躙した。 「......たく、やり過ぎたか。」 私は沙羅にメールを送りながら私がやった惨状に溜め息を吐きながら気絶している黒埼を倉庫から引き摺り放り出した。 「んじゃま、お邪魔虫は退散しますか。」 私は今日で沙羅が黒埼に告白をすると良いなと思いながら家路を歩き始めた。 .......... 『告白、成功したよ!ありがとう紫音!』 「......そうか。成功したか。」 私は夜の町を歩きながらそのメールを読んでふっと微笑んだ。
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