運命の存在を信じますか?

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  ゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚  緊急の職員会議を開くとかで、私達は昼までの授業で帰されることとなった。  集会をきっかけに、自分も被害者だと名乗り出る女生徒が多数現れたから、学校からも警察に報告するべきか否かという話し合いをするようだ。  浅海先生からメールで聞き出したというメグが教えてくれた。  浅海先生ってば、そんなのあっさり話しちゃっていいんだろうか。  私と、教室まで迎えに来てくれた涼太くんの微妙な視線を受けながら、メグは肩を竦めて笑った。 「別に、信頼されてるとかじゃないと思うよ。言ったでしょ、あさみんはあたしのこと、虫けらくらいにしか思ってないって。あたしが余計なこと喋ったりしないってことも何もかも、あの人全部判ってやってるの」  スマフォをいじりながら、メグは自嘲するようにそう言った。  二番目だって言うけど。  私が涼太くんの“仁志くんと相手の女をぶっ壊してやるか”という発言に今いち乗り切れなかったのは、メグのことも気になっているからだった。 .
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