僕というものをさだめられた日。-Refrain-

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   ごめんね、陽香。また俺は、きみを泣かせてしまっているんだろうか。  身体ばかり大きくなって何ひとつ変わってない弱い俺を、きみはずっと待ち続けてくれているんだろうか。  きみのその愛に応えるのに、俺は何をすればいい?  こうして離れてしまった手を──何度でも取りに行くことしか、思いつかなくて。  そんな拙い方法しかなくて……頼りない俺だけど。  きみが「仕方ないね」って笑って許してくれるまで、何度でもそうするから。  だから、俺のそばにいて欲しい。もう一度──……。  そう思った瞬間、ジェットコースターで急斜面を駆け下りる時のように、真っ白な明るい光が視界に広がって──。 .
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