はるのおまじない
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部室に入ると数人の部員がいた。 朝の小鳥のようにピーチク楽し気な声を出していた彼女らは、私の姿を見るとピタッと黙り顔を見合わせた。 そそくさと着替えをして、小声でおはようございますと言って横を過ぎ去り逃げて行く。 ああ……くだらない 私は鞄をロッカーに放り投げて、着たばかりの制服を脱ぐ。 そして自分には似つかない真っ白な道着に腕を通し、黒の帯を締めた。
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