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車内では相変わらず口数の減らない優里と財前の先程の行為を思い出すと、俺の中の何かが弾けた。
気付いた時には優里の唇を奪い幾度もキスをしていた。
その愛らしい表情や柔らかい唇、時折逃がれ様とする素振り全てが愛しい。
他の女では決して満たされない感情に酔い、普段ならば決してする事のない互いの存在を探り合う様な優しいキスを繰り返した。
唇が離れるもまだ落ち着きを取り戻した訳ではなく、キスだけでは足りず優里の全てが欲しくなった。
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