今だけの恋人

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あの誕生日の夜から2日後、私達は会うことになった。     先生は、私の希望でイタリアンのお店に連れて行ってくれた。   先ずは赤ワインで乾杯。     いつもと変わらない笑顔。 いつもと変わらない何気ない会話。 いつもの様に、美味しい料理を食べて、二人だけの楽しく時間を過ごす。       …しかし、 私の中には、あの夜以来、新たに芽生えた感情があった。   彼女と出会ったことで、『彼女の存在』がより大きなものとなってしまったのだ。     この時、私の中では彼女に対する『醜い嫉妬心』が渦巻いていた…。
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