再会

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直人に抱かれている間、私はずっと先生の事を想っていた…。     先生の手…唇……       もう、私の身体は先生じゃないと逝けなくなっていた。     心と身体を引き離すことは出来ない… 自分ではもうどうすることも出来ない… 心の中で罪悪感に駆られながら、直人に不信がられまいとオーガズムに達したフリをする…     私の身体は、ただの淫らな器になっていた――。 
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