暗闇

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先生との電話を切ってからの私は、放心状態であった。     先生はすべてを失ってしまうかもしれない…   …私のせいで、私たちの関係もこれで終わる…。       もう会えない…       私たちは終わるんだ…。     カーテンからは朝日が差し込み、寮を囲む木々からはスズメの囀ずりが聞こえる。     私はベッドの上に横たわり、天井の一点を見つめていた。     もう終わりなんだ…     会えないんだ…   終わりなんだ…     その言葉をただ繰り返し、いつしか涙も溢れなくなっていた。
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