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いつもは何気無く聞いていた曲が心に染み入り、切なさが込み上げる。
【忘れない日々】…
その曲は、恋人同士が別れを決意した歌詞であった。
愛した気持ちを忘れないで…
その歌詞が自分と重なり、自然と涙がポロポロと溢れた。
…そうか…
まだ私、何にも伝えてない。
どんなに先生を想っていたか、
今はどんな気持ちなのかも。
―――私、先生に伝えてない…。
だからこんなにも辛いんだ。
だから、前に進めないんだ。
ちゃんと伝えなきゃ…
――私自身が、前を向いて歩きだすためにも―――。
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