もう一度、あなたに会いたい…

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プルルル… プルルル…     キッチンのカウンターに置いてある電話が鳴った。     「ごめん、ちょっと待ってて」     先生は立ち上がり、子機を持って寝室へ向かった。     ああ…さゆりさんね。     こんな事、以前もあったな。     でも、今回はあの時のように嫉妬心も不安もない。       この1ヶ月で、私の中でけじめが着いたって事かな…    もう、しっかり諦めついてんのかな…私。    
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