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愛する者への想いを胸に抱きながらも、唯は直人と結婚をした。
先生への断ち切れぬ想いと、直人への罪悪感を背負いながら結婚生活が続いて行った…
そして、今回の直人の裏切り。
裏切る苦しみ…
裏切られた苦しみ…
2つの苦しみが一度に彼女を襲った。
自分の居場所を見失い、ただ泣く事しかできない…
自分でも、どうしていいのか分からずにいる。
私が苦しみに耐え抜いていた頃は、当時はまだ友人だった翔太が側に居てくれた。
彼が優しく私を支えてくれた。
でも…
今の唯には支えてくれる者は居ない。
私は同じ女として、見守る事しかできない…。
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