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先生にすべてを話してからと言うもの、先生は時々私に話しかけては唯の状況を心配している。
手を差し伸べたくても何もできない。
抱きしめたくても、触れることは許されない。
ただ遠くから見守る事しかできない。
それはなんてもどかしく、辛いことだろうか…。
唯、すべてを捨てて先生の胸に飛び込みなよ!
先生はずっと唯を見てるんだよ。全部知ってるから…
世間体なんて関係ない!誰を傷つけたって、もういいよ!
こんなに想い合ってるのにどうして…どうしてなの?…
びしょ濡れで冷たくなった親友の肩を抱き、心の中でそう叫んだ―――。
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