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そう言ってリビングのドアへと歩み寄っていく。
ドアノブを手で握りしめ私の方へ振り返ると、ニッコリ笑った。
「それじゃ、寝室にいるよ。なるのお仕置きは、あとでゆっくり楽しませてもらうからそのつもりで」
…え!?
ええ!?
私が言葉を返す間もないうちに、悠哉はリビングから出ていった。
ちょっと待ってよ。
私…、ただ悠哉の真似しただけなんですけど!?
思わず握りしめた手を口元へ運ぶ。
まずい…、どうする?
何か考えておかないと、逆に私が何かさせられてしまうのでは!?
どうかこの予感が当たりませんようにと祈る私だった。
悠哉がベットで休んでる間、私は朝食を一人でとり、その後ゆったりと過ごしていた。
悠哉がいつ目覚めてくるのか見当もつかず、昼食はどうしようかなぁと悩んでみたり。
結局お昼過ぎても起きてこないので、またも1人で昼食をとったのはいいものの、時間をあり余してみたり。
時計が14時を回ったころ、さらに悩みつつ、1人夕食の買い出しに出掛けたり。
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