問題児-1

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素敵な夢、ないかなぁ?なんて考える余裕はすぐになくなり、私の身体のなかは悠哉一色に染まっていった。 触れる熱い肌は、自分の身体をどんどん刺激していく。 そんな身体がしっかり繋がっているにも関わらず、さらに相手を欲しがり唇を重ねていった。 「なる、…起きれるか?」 声が耳元で聞こえると、悠哉は手を私の腰に回しゆっくり持ち上げた。 私は悠哉の首に手をまわし、ギュッとしがみついた。 起こされた後、そのまま抱き合いさらに深く舌を絡ませキスをする。 …ああ、なんて快感なんだろう。 身体中で悠哉を受け止め、愛を感じていた。 そして唇を離し、目の前にいることを確認するかのように、私の顔を手で包み込んでくる。 悠哉がそっと、私の名を呼んだ。 「……なる」 「…はい」 「…なんでこんなに、気持ちいいんだろうな?」 やっと暗闇に慣れてきたのか、悠哉が私を見つめているのがわかった。 私の顔を包んでいた手が、ゆっくり肌をなぞって滑り下りていくと、背中へ回り今度は身体を包み込む。 首筋へ唇を這わせながら呟いてきた。
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