1046人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「俺にこんな時間を与えてくれるのは、お前だけだよ」
その言葉に、さらにドクッと身体が反応していった。
胸の奥も、身体も、熱くて仕方ない。
いったいどこまで行けば、どれだけ悠哉と身体を繋げれば、自分は満足できるんだろう。
そんな問いかけをしてみたけど、実はすでに答えが出てたりする。
いくら重ねても、いくら繋がっても、また悠哉を求めることになるのはわかってるから。
…そう、きっと永遠。
今の私には、その言葉しか出てこないよ。
いつまでも、灯りのない部屋に、それぞれの吐息と微かに漏れる声だけが響いていた。
最初のコメントを投稿しよう!