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さらに興奮してきてしまった私は、我慢できず座っていたソファーをバンバンと叩いてはしゃいでいた。
「なる、落ち着け」
「…!」
いきなりの悠哉の声に、体をビクッとさせた。
「あはは…、用意できたんですね?」
ソファーから立ち上がり、振り返ってみる。
わぁお。…いつものことながら、かっこいい。
濃いグレーの細身のズボンに、白のシャツをインしてベルトを。
シンプルなのにキマッテ見えるのは、その容姿のせいか。それとも自分の恋人だからなのか。
って言いますか、スタイル良すぎです。
私が見とれているのに気づいたのか、悠哉はニッコリ笑う。
「そろそろ行ってみようか?」
私も笑顔を返し、大きく頷いた。
そして家を後にした私たちは、車に乗り込みいざ出発。
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