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その問いに、私はすぐにウンウンと頷いた。
「このバブルバス、私には無理です!いつもの触れる感触と全然違って、滑らかすぎるというか…。なんだか、悠哉の手が異常に身体を刺激し…」
そこまで一気に話したところで、ハッとした。
慌てて口を手で押さえる。
ちょ、ちょっと待って私!
何を言っちゃってるの!?
こんなこと悠哉に話してしまったら、大変なことになったりしない!?
口を押さえたまま、そぉっと視線だけを上げて悠哉の顔を伺ってみる。
その先には、これ以上にない、俺様な雰囲気全開の悠哉が…。
不敵に微笑む。
「へぇ…。俺の手、そんなに気持ちよかったのか?」
そう呟いて、私の両手首をそれぞれ握りしめてきた。
「あぁ、いや、…あの、ダ、ダメですよ!?私、もう上がるんだから、は、離してくだっ…」
そんなのお構い無しとでもいった感じで私の手首を引っ張り、人の唇を奪っていった。
…悠哉、人の話は最後まで聞きましょう。
まだ話終えてないんですけど!
そんな思いが届くはずもなく、悠哉の手はどんどん私の身体を這っていく。
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