その始まりは、私の背後から-2

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その問いに、私はすぐにウンウンと頷いた。 「このバブルバス、私には無理です!いつもの触れる感触と全然違って、滑らかすぎるというか…。なんだか、悠哉の手が異常に身体を刺激し…」 そこまで一気に話したところで、ハッとした。 慌てて口を手で押さえる。 ちょ、ちょっと待って私! 何を言っちゃってるの!? こんなこと悠哉に話してしまったら、大変なことになったりしない!? 口を押さえたまま、そぉっと視線だけを上げて悠哉の顔を伺ってみる。 その先には、これ以上にない、俺様な雰囲気全開の悠哉が…。 不敵に微笑む。 「へぇ…。俺の手、そんなに気持ちよかったのか?」 そう呟いて、私の両手首をそれぞれ握りしめてきた。 「あぁ、いや、…あの、ダ、ダメですよ!?私、もう上がるんだから、は、離してくだっ…」 そんなのお構い無しとでもいった感じで私の手首を引っ張り、人の唇を奪っていった。 …悠哉、人の話は最後まで聞きましょう。 まだ話終えてないんですけど! そんな思いが届くはずもなく、悠哉の手はどんどん私の身体を這っていく。
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