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その感触ばかりでなく、泡と共に触れ合う肌も、いつも以上に自分の感覚を狂わせていった。
…ああ、またこんな夜を過ごしてしまったら、自分の体はさらに悠哉を求めることになるんだろうな。
そんな私の気持ち、わかってる?
…うん、きっとわかってるよね。
だって、身体を繋げてくる悠哉があんなにも意地悪に、楽しそうに微笑んでるんだもん。
まるで、まだまだこれは序章にすぎないよ、とでも言ってるかのように。
この2人の時間は、私と悠哉、2人だけのもの。
誰も知らない、私と悠哉だけのもの。
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