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~城野内蜜稀side~
「あんた、うざいのよ!!!」
私は今、目の前のパンダさん達をどうするかに頭を悩ませていた。
ここは校舎裏。
私からの死角には、体格のいい男が五人。
ここで無駄に喧嘩はしたくないのに.....
「聞いてるの!?無視してんじゃないわよ!」
目の前のパンダさんAは腕を振り上げた。
私は受け身の態勢をとる。
「止めてあげて下さい!」
すると突然視界に映り込んだ、茶髪でミディアムの女の子。
驚いたパンダさんAは手を止めた。
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