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なんだか真剣な顔してるから、絶対誕生日に予定が入ったんだと思っちゃったじゃん。
そしてメモ用紙から顔を上げ、悠哉を見つめた。
「はい!わかりました」
ニッコリ笑顔で返事をした。
…が、なぜか次の悠哉の反応も不思議なものに思えてならなかった。
さっきのように、私の顔をマジマジと見つめては、様子を窺っているようで…。
何なんだろう?何でそんなに見つめてくるの?
どうしたのかと再びメモ用紙に視線を落としてみる。
この予定がどうかしたとでもいうのかな?
私は心の中で声を出し、ひとつひとつの内容を確認していった。
まず、10月12日。そしてウンと頷く。
14時~。そこもウンと頷く。
そして、場所は大学で…。
「…ん?」
私はもう一度メモ用紙を顔の前まで上げて、目を見開き見つめてみた。
…え!?
ちょっと待って、ここの大学って…。
あれ!?
ここって、…ここって!
「私が通ってた大学だぁ!!」
あまりのことに驚いてしまい、おもわず大きな声を出していた。
すごい!こんなことって、あるんだね!
悠哉を見上げ、勢いよく声をかける。
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