5話

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早瀬 樹side ゲームが始まった まあ、俺は興味ねぇんだが 逃げる側としては捕まるわけにもいかねぇし 『つーか、なんでお前がいんだよ』 俺の横にいる、二階堂... マジうぜぇ 「お前こそついてくんな!」 ドカドカと廊下を二人同じ歩幅で同じリズムで同じ動きで(略 てか、くぅはどこに行ったんだ... アイツ体力ねぇはずだから遠いとこには行かないと思うが 「『心配だな』」 ...イラッ チッと舌打ちをする樹 それを見てギロリと睨む飛鳥 殺気を放ちまくる二人 そこへ 「きゃああああ!!!二階堂様と早瀬様よ!!」 「二階堂様ぁ~!!」 「早瀬様ー!!」 捕まえる側...鬼役の生徒が一斉に振り向き、走ってくる 「『げッ』」 とりあえず、ここは逃げてからくぅを捜すことにしよう 考えていたことが一緒だったのか、ダッと二人同時に走る 俺は自慢じゃないが、足が速い 認めたくはないがアイツ(二階堂)も足が速い 俺は認めねぇ あー...めんどくせぇ 二階堂は真剣に走ってる様だから俺は退散するとしよう(笑) 多分、”くぅ達”は____にいると思う 『じゃあな、二階堂』 走りながら軽く手を振る やっべぇ...二階堂の顔が..ククッ 「お、おいっ!」 この状態で俺が抜けるということは 二階堂に大きな負担が掛かる だって目をギラギラさせた奴らが後ろから猛スピードで走ってきてるからな ...頑張れよ なんて思ってないけどな 全て最初から計画通り(ニヤリ 早瀬 樹side終
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