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桜の木が満開になり、そしてたくさんの人が入学したり、クラスが離れたりと寂しくて、新しい出会いの季節。春。
そこに、一人の少女が桜の木を見上げている。そこに、
ハァ、ハァ、ハァ、タッ、タッ。一人の少女が走ってきた。
?「あっ、おはよう。私ね、今日からここに入る天野優希(あまの ゆき)っていうんだ。よろしくね。」
走ってきた少女が言う。
?「そう。私も今日から入るの。よろしくね。私は亜田亜子(あっだ あこ)。」
ユキ「よろしくね、アコちゃん!」
アコ「うん、よろしく!」
ユキ(心の中:ヤバイ、話す事、なくなったー!どうしよー・・・!)
アコ「ね、ユキty「もー、ユ(はぁ、はぁ)キー!早(はぁ、はぁ)いよー!」
ユキ「ごめん、ごめん。だって、ユアが遅いんだもーん。(ニヤニヤ」
ユア「バカ!・・!・・行くよ!」
そう言って、ユキの手を引っ張るユア。
ユキ「ちょ!痛いって!ユア!?聞いてる!?」
ユキは、何かに気がつき、後ろを振り返り
ユキ「じゃあね、アコちゃん。」
と、言った。一人取り残されたアコは、
アコ「ユキちゃん・・・かー・・」
と、呟いた。すると、
?「仲良くしたい・・・なんて思ってないでしょうね?」
アコ「アキ!」
アキ「思ってるの?」
アコ「ダメ・・・なの?」
アキ「あの子は、天使なの!わかる!?」
アコ「うん・・・。」
アキ「いい子!でも、悪魔なんだから、反抗しなさいよ?」
アコ・アキ「「(笑)」」
アキ「行こうか!」
アコ「うん!」
それから、二人は手をつなぎ、教室に向かった。
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