ごめんなさい
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「…今時握手なんてしないか。 そうだ三良、教材室に用事があるんだが案内してくれるか?」 意外とあっさり手を戻した転校生 オカマ野郎は俯いている その時ぽたり、と地面に落ちた一滴の赤い雫 「おい御前…」 「三良。」 冷えた声音 「いいわよ、案内するわ。」 転校生の背中を押して廊下に出たオカマ野郎は振り向いて ごめんなさい 血で濡れた唇だけ動かして俺にそう言った
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