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「階段で落とされても俺は立ち上がる。」
「喧嘩売られても返り討ちにしてやる。」
「ネチネチした嫌がらせされてもやり返してやる。」
何されるかなんて分からない、でもそんなの関係ねえ
昔流行ったそのフレーズが自然と頭に浮かんできた
「御前と話すことで危害を加えられようが御前と一緒に居てやる。簡単には離れてやんねえ。」
オカマ野郎は散々泣いたくせにまた涙ぐんでいた
「俺は誰にも負けねえ、百回喧嘩売られたら百回勝つ男だ!」
俺はそう断言した
負けたりなんかしねえ、俺は最強だ
「…ふふっ、売られたら喧嘩全部買わなくてもいいじゃない。喧嘩っぱやいんだから。」
オカマ野郎は泣いてるんだか笑ってるんだか分からない顔をした
中途半端な顔しやがって
「笑えよ。…それがお前らしい、ささ、さ…三良。」
ぷっ
「爆笑すんなぁ!!!」
意を決して呼んだ噛みまくりの名前に三良は笑っていた
「ありがとう、鈴ちゃんっ!」
…やっと、戻ってきた
やたら元気でオカマな俺の大っ嫌いな男が
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