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《目的地到着です!!お疲れさまでした!!》
「ようやく着いたか」
俺の前には巨人でも通れるんじゃないかってぐらい大きな門の前があった
そしてその近くには槍を持った兵がおり、俺の存在に気づき声をかけてきた
兵「なんだ貴様は!怪しげな風貌をしているが、ここになんのようだ!」
ちょっ、槍向けんなし
「怪しいの否定しないが、ここには居を構えに来ただけだ。つーか危ないからその槍下ろせ」
「ならその背中にある金塊は何なのだ。どこかの宝物庫から盗んできたのか?」
「金塊?」
もしかしてこの自動販売機のことか?
「あー違う違う。そんな大層なもんでもねえし、第一金塊なんて普段から持ち歩いてるバカがいるわけないだろ」
「むう、それもそうだな。
引き止めて悪かったな。あとは街に入るなり他をあたるなり何でもするがよい」
「勝手に入ってもいいのか?」
「構わねえさ。余所者がひとりやふたり増えたところで大して変わんねえし」
それでいいのか門番って
とは言え、入れるのならありがたく入らせてもらおう
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