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「とりあえずその溢れんばかりの殺意をおさめてもらおうか。僕はこれでも神様なんだから」
「お前が神様なら俺は神殺しの異名を取得してやろう...」
「冗談でもなんでもないよ、ほら『正座』」
「!?」
突然、体が見えない力に動かされて正座の姿勢をとらされてしまった
「動け.......ない.....」
「足掻いても無駄だよ、神に抗うことは何人たりとも許されない。それが世の定め......なーんてね、ほらほら殴ってごらん、おしーりぺーんペン」
「......うざっ!」
殴りたいのは山々だが、拳は膝の上に置かれたままピクリとも動こうともしない。
「どうだい?これでも僕が神様だって信じられないかい?だとしたら、もっと面白いことに....」
「わかった!信じますからその手に持ったギラファノコギリクワガタを鼻に近づけないで半端なく恐いから!!」
「倍プッシュで★」
「ざけんなよ!!もう一体とか反則....おいやめろよ、両耳ピアスみたいにやるつもりじゃないよなギャー!!!?」
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