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俺はその攻撃をなんとか受け止めた。
アスモードの槍の切っ先を思いっきり外へはね除け、
一正「食らいやがれ!!」
剣を振り下ろした。
アスモード「むうッ!?」
致命傷は与えられなかったが、今の一太刀で多少の傷は負わせた。
アスモードは距離をとり、
アスモード「今戦ってはこちらは危ないのでな。
また会おうぞ、人間よ。
次は仕留めてみせよう」
一正「ちっ、待ちやがれ!」
俺は追おうとしたが、一瞬のうちに消えてしまった。
しょうがなく、俺は食われそうだった人間のもとへ言った。
一正「おい、大丈夫か?」
どうやら女のようだ。
その女は顔を上げ、
??「はい、ありがとうございます……って、えっ…?」
俺の顔を見て驚いた。
一正「なっ…」
俺も驚きを隠せなかった。
それが俺の、友との再会だった。
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