第1話 終わりの始まり

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俺はその攻撃をなんとか受け止めた。 アスモードの槍の切っ先を思いっきり外へはね除け、 一正「食らいやがれ!!」 剣を振り下ろした。 アスモード「むうッ!?」 致命傷は与えられなかったが、今の一太刀で多少の傷は負わせた。 アスモードは距離をとり、 アスモード「今戦ってはこちらは危ないのでな。 また会おうぞ、人間よ。 次は仕留めてみせよう」 一正「ちっ、待ちやがれ!」 俺は追おうとしたが、一瞬のうちに消えてしまった。 しょうがなく、俺は食われそうだった人間のもとへ言った。 一正「おい、大丈夫か?」 どうやら女のようだ。 その女は顔を上げ、 ??「はい、ありがとうございます……って、えっ…?」 俺の顔を見て驚いた。 一正「なっ…」 俺も驚きを隠せなかった。 それが俺の、友との再会だった。
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