第2話 友との再会

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??「もしかして…一正…くん?」 一正「そうだが、お前は、まぁもしかしなくても、絵理だな」 木藤絵理。 生前の親友だった奴だ。 まさかこんなところで会うとは思いもよらなかった。 絵理「少しは疑ってよ、つまらないじゃない」 一正「お前のようなやつをすんなり忘れる俺だと思うか?」 絵理「うん」 一正「お前な…」 昔と変わっていない。 普段こいつはマイペースで気遣っているのかどうかすらよく分からない。 だがここぞと言うときは、俺も驚くほど頼りになる奴だった。 一正「全く…てかお前、今でも見た目すら変わってねぇな。 むしろ若返ってねぇか?」 絵理「えっ?私は復活したよ?」 絵理はきょとんとしていた。 一正「だったらなぜ能力がねぇんだ? 悪魔が言ってたことが確かなら、確実にお前にも何かの能力はあるだろ」 絵理「あーそれがね、うまく使いこなせなくって、こんなことになっちゃった、あはは…」 絵理は照れくさそうに答えた。 俺はそれに半ば呆れながら、 一正「ったく、相変わらず手間がかかるな、お前ってやつは」 絵理「へへ、ごめん」
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