第2話 友との再会

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一正「まぁいい。 こうなった以上、バラバラに動くのは危険だ。 ついてこいよ」 絵理「もちろん。 それに、言わないといけないことだってあるし」 一正「なんだそりゃ?」 絵理「まぁまぁ。とりあえずどこか行こうよ」 俺は絵理のマイペースぶりに振り回されながら、空き家に入っていった。 ほとんどが崩れてしまっているが、奇跡的に残っている建物も存在している。 俺たちは空き家のベッドだけの部屋に俺たちは座った。 絵理「ところで一正くん」 開口一番、絵理は真面目な顔で俺を呼んだ。 一正「なんだ?」 絵理「私たちがここに甦った理由が分かる?」 一正「悪魔を滅ぼすため、だろ」 絵理「それもあるけど、本題はそこじゃないわ。 悪魔を滅ぼすべき理由って言ったほうがしっくり来るかな」 一正「どういうことだ? 俺は全く知らないぞ」 そもそもそれ自体が初耳だった。 それを聞いた絵理は、 絵理「やっぱりね。 じゃあ話すから、ちゃんと聞いて」 一正「ずっと真面目に聞いてるっつの…」 どうも絵理には調子を狂わされる。 それをよそに、絵理は話し始めた。
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