4人が本棚に入れています
本棚に追加
銀色の空果てない
降り続く熱のように
短い季節駆けてく
僕らを濡らして
何も持たず行くから
頼りない手のひらに
惑ってしまうよ
止んでしまった雨は
この空に痛みさえ残さないで
惹き合う力とぶつけ合う思い
傷つけてでも抱き寄せた
壊れそうな君に触れて
視えないもの信じてゆく
もう何も怖れないよ
吹き抜ける熱のように
短く蒼く駆けてく
僕らを揺らして
「どうせ流れてく日々…。」
俯き 逃したのは何の夢?
零れゆくような
きらめきがほしい
僕らは愛を 知りながら
辿り着けない か弱い光
夜が明けるのを 待ってる
明日だけが見えない
ただ途切れぬ約束
君の瞳にやきつけたい
変わらぬ願いを
銀色の空果てない
吹き抜ける熱のように
短い季節駆けてく
僕らを揺らして
最初のコメントを投稿しよう!