天使、だからなに?

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朝 カーテンから漏れる眩しい光で目を覚ます。 ーー・・・今日の講義2限からだ。 まだ寝られるけれど…… 「布団と洗濯」 もうすぐ梅雨入りという季節。 こんなにも晴れているのに、しないなんて選択肢はない。 布団から這い出すとシーツをひっぺがして洗濯機へ放り込む。 その間にもつけっぱなしのニュースからは天気予報が。 『今日は晴天の一日となるでしょう』 よし。 洗濯日和だ。 布団を干すと、朝食作り。 食べ終わるとちょうどピーピーっと音がして。 洗濯物を干す。 まだじりじりと肌を焼くような陽射しではない。 心地よい陽射しはフワフワと体を包み込む。 ーー・・・眠い。 十分寝たはずなのに、な。 あー、でも。 いい天気……講義行くのがめんどくなる。 いや、行くけど。 行かなかったらあの人たちに何を言われるか。
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