第一章『桜の木の下』

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「おじましまーす。」 キョロキョロと辺りを見回す那美愛 「あれ~?響君は?響く~ん😃」 リビングの中で大きな声で呼ぶ。 ガチャン ドタバタドタバタ ガチャ 「はい、何ですか?って那美愛さん!お久しぶりです。もう帰国してきたんですか?」 二階の部屋からダッシュで降りてきた響の手には、プラモデルのパーツがあった 「響、プラモしてたの?」 那美愛と響の会話に割り込んでいく 「そうなんですかー えっお土産あるんですか‼ありがとうございます✨」 目をキラキラにさせながら喋る響 〈あのー おーい聞こえてるかーい? ありゃりゃ、完璧無視されてるよ〉 藍華の心声は聞こえなかった・・・
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