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「ただいま~」
二人は響邸に入る
「お帰りなさい。」
響母、美弥琉(みやる)が洗濯物を抱えて二人を迎える
「あー、二人でおかし買ってきたな~」
響の兄、優(まさる)が言う
「だっておかし買って良いってお母さんが言ったんだもん。」
すると階段の上の美弥琉に向かって優は、
「母さん、響だけおかし買ってズルいよ」
1階から2階に向かって大声で叫ぶ
「しょうがないじゃない、優がお使い行ってくれないから!」
呆れた声で階段下に叫ぶ美弥琉
「そんなぁ~」
諦めた声でリビングに入る優
「ザマアミロ、バーカ。」
小声で言う響
「ダメだよ~響。優兄ちゃんにそんな事言ったら」
響の手を握る藍華(^-^;
「大丈夫、大丈夫。それより、おかし食べよう」
ビニール袋からおかしを2つ取り出して言う
「うん、良いよ!」響からおかしを受け取る
「じゃあ、花火公園に行こう」
「うん、行こう響」
二人で手を握りしめおかしを手に元気よく
「行ってきまーす」
と言い出かけていった
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