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丘に着いた藍華と響。
「ねぇ~夕日奇麗だね」
「うん、奇麗だね」
さっきより優しい響。
おかしも食べずにずっと夕日と藍華を交互に見渡す
「どうしたの?」
心配そうに聞く藍華
「あのさ藍華」
突然響が喋り出した
「うん、何?」
不思議そうに頭を傾げる
「大きくなったら結婚して下さい」
藍華に頭を下げる響 に対してびっくりした藍華は頭を下げた響の顔を覗きこみ
「なっなんだよ💦」
顔を赤くする響
「お願いします。」
笑顔で答える藍華
これが私たちのあの日の約束。
そして七年後の今、私たちは今年小学校を卒業する。
今は4月。
まだ春休み、そして私藍華は響とただいま対戦中
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