第一章『時間(とき)の流れ』

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最近藍華は小学校から一緒の亨理(とおり)って奴と帰っている。 「あぁーもうっ。なんで亨理は良くて僕はダメなんだよ。」 大声で怒鳴りながら帰る僕。 最近、僕って言うのも疲れてきた。 でも藍華に僕って言う方が響らしいと言われそうしている。 「はぁ~あ。」 ため息つきながらも家に帰る。 角を曲がるとすぐ家に着く。 僕は角を曲がると驚いた! 「んっ?えっ(@_@)」 何故驚いたかと言うと・・・ 藍華が亨理に告白されているから!? とっさに物影に隠れて二人を見つめる僕。 「明日、返事期待してるから。」 亨理が笑顔で藍華に言う。 「うん、じゃあね。」 藍華も笑顔で亨理を見つめる。 「おぅ、また明日!」 二人が仲良く手を振っている。 亨理と藍華がもし付き合ったら・・・ 「どうしよう・・・僕。」
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