序章 「   」

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序章 「   」

…罪に対しての罰…罰に対しての罪…犯した罪に比例した罰…被害者と加害者、多くの場合は法律や規則を破り犯した者に与えられる…現代では殆どの場合は罰は罪に比例しないのが現状…その事は誰しもが理解している幼い子供でさえも… 考えて頂きたい。 罪を犯した者に与える罰を。 罰を与える側の罪の意識を…例えそれが正当な場合であったとしても。 だが罪を犯した者に対して何等かの罰を与えなければ、秩序や道徳何てものは多分守られる事はないだろ。 現に法律や規律等がなければ人は、大抵欲望のまま楽な方へ流される。 そして、自分自身の本能に従い生きて逝くだろう… 加害者と被害者… 善と悪は… 罪と罰は… 罰は罪か… 法があれば法が裁いてくれるが…無ければ誰が裁く?
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