序章 「   」

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ふと空を見上げた空は、いつものように青かった雲ひとつない青い空が広がる、日差しは強かったが特に暑く感じる事は無かった風が吹き適度に熱を取り去ってくれていたからだ この高層ビルの屋上から市街の様子を観察するのが毎日の日課になっていた、僕「今日も特に異常無し~」何時もの日課を終えて、その場に寝転ぶ 僕「暇だ~」、特に変わり映えしない毎日に嫌気がさしていた 寝返りを左右交互にうちながら僕はぼやきながら…屋上からの景色をぼ~と眺めていた その内、僕は軽い眠気に襲われ…眠っていた 懐かしい声が聞こえる …「…起…きな…さい」 …「…早く…起きなさ…い」 …「…学校に遅れるわよ」 母に何度か呼ばれようやく僕は目を覚ます 僕「う~ん眠い…」 とりあえず、着替えを済ませ部屋から出て洗面所に向かい身仕度をしてキッチンに向かう そこには忙しそうに家事をこなしている母の姿があった 僕「母さん、おはよう」 と言いながら椅子に腰を掛ける 母「おはよう、早くご飯食べて学校に行かないと遅刻するわよ」 と言われテーブルの上に並べられている朝食に手をつける 何気なくテーブルの上のテレビのリモコンに手を伸ばしてテレビを付ける代わり映えしない顔が画面に映し出された
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