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まず図で確認して欲しい。
【★◆◎・・・・・】扉【・・・・・・・】
端から○エビア、○ンチュリー21、私。
おーーーい!
おい!
私のマイポジションが隣の隣に!
幼馴染みの女友達が売れっ子のスターになったらこんな気持ちになるのだろうな。
私のマイポジションが目の前にあるのに遥か遠くに感じる。
時間に正確な私が突然の腹痛に襲われ並ぶのが少し遅れてしまった。
けど、このようなフォーメーション誰も望んでいないのだ!
くそ!○エビア何故だ?
そこは私が長い年月かけて見つけたマイポジションなのだよ!
貴様の席では断じてない!
…いや待て!
この日を○エビアは待っていたのか?
私のマイポジションを強奪する機会を虎視眈々と狙っていたのか?
何という強かな女だ!
…私の隣にいる○ンチュリー21。
貴様も貴様だ!
貴様のマイポジションは今、私が座っている席だぞ?
貴様にプライドはないのか!
そんなに○エビアの隣がいいのか?
まさか!
貴様…○エビアを狙っているのか?
いや、こうも考えられる。
二人が私に意地悪をするために手を組んだ。
…後で笑う気か!!
考えれば考える程、イライラするぞ!
だいたい私はお前たちに何かしたのか?
私は誰にも迷惑かけず大人しくそこに座っていただろ?
…私から生き甲斐を奪わないでくれよ。
・・・あそこに座りたい。
ジッーーーーーー
「そこ、私の席ですよビーム」に気付け!○エビア!
しかとか?
私の気持ちも知らないで何、難しい顔して読書なんかしているのだ!
…え?
○エビアが読書?
そんなことは今迄の歴史上、有り得ないぞ!
何故、化粧を始めないのだ!
ジッーーー
何を熟読している?
ジッーーー
宅建?
何故、宅建の教材を熟読している?
え?宅建!
「タクチケンブツトリヒキシュニンシャ!!」
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