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「ふざけないで」
「本気と言ったら?」
「…したい気分じゃないのよ」
「今胸につっかえてるものを話して楽になるか、このまま無理矢理やられるか選ばせてやる」
「どっちも嫌よ」
「ほう…分かった」
雷牙は私の寝間着に手を掛け無理矢理脱がせ様とする。
今は本当にそんな気分じゃない。
過去を思い出して苦しいのよ。
「…っ…やめて…ったら…」
「…っ……優里…」
「一人になりたいって…言ってるでしょ…っ…ヒクッ……こっち、見な…いで…」
勝手に沢山涙が溢れ出した。
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