嫌な予感しかしないのはなんでだろう。

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「!よくわかったな。」 あたしが勘を、 といってもテンプレなんだけど、 言ったらやはりあたりだったらしく 神様は少し驚いたようにしながらこたえた。 ふとさっきから黙りこくっている宏を見てみると 無表情ながらに何かを考えているようだ。 「失礼だな、俺は神様だよれっきとした。」 「え。心読まれた…?!」 すると、宏をみながら神様が怪訝な顔をして言葉を発した それに対し宏はとても驚いている。 はあ、またテンプレパターンのやつね。 「大方、宏が神様って本当か?って考えてたのを神様が心読んだッって感じみたいだけど… そんなことはどうでもいいから、早く本題にはいろうよ。」 あたしって待たされるの本当に嫌いなんだよね。 ああ、ダメだ、いらいらしてきちゃった。 「あ、あぁ…。」 徐々に黒いオーラを纏ってきたあたしに気づいた神様は少し怯えながら言葉を返してくれた。 そのとき、なんだこいつこいつも心読めるのか? なんて小言を言っているのが聞こえた。 「は?あなたもしかしてあたしの心よめてないの?」 いくらなんでもさっきからテンプレテンプレ言ってる心読めたら出てこない言葉だよね今の。 例えテンプレの言葉の意味を知らなくてもおかしい。
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