嫌な予感しかしないのはなんでだろう。

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「…はあ、どんなに心読もうとしても読めねえんだよ。」 半ばやけくそで返された神様の言葉にあたしと宏は驚いた。 神様でもできないことってあるの? …いや、違う、あたしが異常なだけかもしれないね。 神様も予想外なことなのかさっきからずっとしかめっ面しかしてない。 宏は宏でなにか考え事みたいだし あーあ、はやくしないかな… 「!!わ、わりい、本題入らなきゃな」 待たされていることにイライラしてまたしても黒いオーラをまとってしまった零夢。 いち早く神様が気づきどうにか霊夢のイライラをなくそうか頑張っている。 「お、きたきた♪」 本人はそんな神様の恐怖心なんて露しらず本題に入れることにルンルンしていた。 「実は、お前ら2人を殺したのは俺なんだよ。」 「はああああ?!」 そして、その本題はいかにもテンプレでした。 さっきからいままでで何回テンプレって言ってんだろうあたし… 「本当は北原だけをこっちに呼ぶために殺そうとしたんだがなかなか殺されてくれなくてついに殺せるって時に凩が北原に触れてて2人とも殺しちまったってわけ。」 はあ、つまり結局あたしは巻き込まれたってことなのね… 「俺狙われてるって思ったの全部神様の仕業か!」 「まあなー。」 「んで?その宏をここまでして呼びたいわけはなんなわけ? あたしはそれのせいで殺されたようなもんなんだけど?」 それをいうと神様だけでなく宏まで罰が悪そうな顔をした。 全く、相変わらずのお人好しなんだから。
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