第3章

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声をかけると、3人が一斉にこっちを見た。 う‥‥‥そんなに見なくても‥‥。 「あっ、あの、向坂君に話しが‥‥‥」 すると、返事をしたのは向坂君ではなく、一緒にいた背の高い男の子だった。 「もしかして、望月先輩?? うわっ生で見ちゃった!やばっまじ可愛いわ。」 は?? 何この人。初対面なのに急に可愛いとか信じらんない! って、向坂君もそうだったな。 「あ、スイマセン。俺、テンション高いっすね。蓮に話しがあるんですよね?どーぞどーぞごゆっくりー。」 あ、でも悪い子じゃないかも。 さっきっから向坂君は全然しゃべってくれないから、助かったよ。 「あ、ありがとう。じゃあしばらくの間、ちょっと向坂君借りるね?」 「はい!」 そう言って、教室に戻る2人。 ‥‥‥‥あたしと向坂君だけになっちゃった!! さっきより緊張してきたぁ、、、 ていうか向坂君、なんかしゃべってよ‥‥‥‥
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