第3章

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あぁ、あたしこれだけでこんな照れてたら この先が思いやられる、、、 「先輩?行こ?」 ほんと可愛い。 あたし女子として負けてない? やばい、自信なくなってきた。 大丈夫かな、あたし。 「先輩~?何してるんですか?行きたくないですか?」 「えっ!?ちがうちがう!ごめんね、なんかぼーっとしちゃって。 行こっか。」 危ない危ない。 向坂君に女子として負けてるかもなんて言えない、、、 そして学校から駅までの間。 あたしの想像では、緊張して喋れないんじゃないかと思ったけど、向坂君が話しやすくって、聞き上手だから思ったよりもすごく話しが進んだ。 買い物も中ずっと話してて、買い物よりも向坂君とのおしゃべりが楽しかった。 「先輩、楽しいですか?」 「うん、すっごい楽しい!」 「そっか、よかった。じゃあ次はスタバ、でしたよね?」 「そうだね。向坂君のプランサイコー!!」 「ははっ、そんなに喜んでもらえるなら毎回、色んなプラン考えますよ?」
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