第4章

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*************** 「りっちゃんおはよう。」 「志穂~!今日の英語の宿題やってきた??」 「うん、和訳してくるのだったよね。」 「キャー、さすが志穂!見せてー?」 "おはよう"も言わずに宿題かいっ 「‥‥‥りっちゃん。この会話、昨日もしたよね。」 「う、うん‥‥‥明日こそはやってくるから!お願い!」 いつもは強気なりっちゃんが、上目遣いであたしを窺ってるのがなんだか面白くて、ついOKしてしまった。 「もう、しょうがないなぁ。今日だけだよ。」 「わぁ、志穂、まじ神!ありがとー!」 ふふっ、神だって。 大袈裟だなぁ。 「あ、そういえばさ。こないだのあれ、もう1週間たつんじゃない?」 う‥‥‥‥ 1週間、はやい、、、 そう、あたしは1週間前、向坂君に告白された。
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