第4章

9/22
前へ
/158ページ
次へ
「いや、全然大丈夫です!俺、もうすでに真面目じゃないのバレてるし。」 向坂君、真面目キャラじゃないんだ‥‥‥ まぁ確かに、そうは見えないかも。 「で、先輩。返事聞かせてくれるんですよね?」 いつものように笑って首を傾げる向坂君。 なんでそんなに余裕があるんだろう。 あたしなんて今、心臓バクバクなのに。 「‥‥うん。 あのね、向坂君。あたし‥‥‥」 「ちょっと待って先輩!!やっぱ俺が言うところから始めよう!」 ‥‥‥‥そこ大事?
/158ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加