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結局、美穂と連絡を取ったのはそれから2日後。
「残念だったね」
そんな凌の声に美穂は力無く笑みを見せた。
「あ、でも御巫くんのところが出場することが決まったんです! すごいですよね?」
「何が?」
「え? あ、えと優勝したってことが」
「去年、僕達もしたと思うけど?」
「それはそうですけど……」
困ったような表情に「ごめん」と謝って小さく息を吐く。
「……でも、みんな頑張ったんです」
「それは当たり前でしょう?」
「そう、ですけど……」
小さくなる声にまたため息を付きたくなる
だから、
「もうこの話は止めよう。美穂もこれで引退だね」
そう言うと、
「……ですね」
と小さな声が返ってきた。
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