第1話

4/6
前へ
/40ページ
次へ
「あ~…どんだけ時間かかるんだよ…」 俺はふと窓の外に目をやる 「な…なんだ…これは…」 俺が目にしたものは明らかに人里離れた風景で、不気味な場所であった。こんなところに学校あるのか?と思うくらい薄暗く、不気味であった 「お客さん…」 「!?」 「んな驚かなくてもいいですぜ」 俺は不意にバスの運転手に呼ばれ驚いていた。だっていきなりしゃべるんだもん。ビックリするよ。 「あんた…この先の学校に行くのかい…?」 「そ…そうだけど…」 運転手の声は気味悪い物で人なのかを疑うくらいであった。 「なら気を付けときな…この先は危険だぜ…」 「それは一体―― 「ついたぜ」 バスの運転手に問いかけようとしたとき、運転手の声にかき消される。 どうやら着いたようだ。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加