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「おいおい…嘘だろ…」
バスが止まり、俺が降りた所はもう……何ていうか……ねぇ?……生き物いんの?……あ、いた…け…ど……気持ち悪ッ!!
「ちょ、ちょっと運転手さ…て、いねぇ…音もなく去りやがった…」
「あー……学校探すしかない…のか…なぁ…」
俺は重い足取りで学校を探し始めた
「これか……意外にでかいな…」
そこは西洋の城のような建物があった。てかあまりにもでかすぎて見え見えだったんだけどな。
「ご丁寧に"入学者はコチラ"なんて紙はってらぁ…」
門の横に紙がはってあり、そう書いてあった。
そしてその紙が示している方へ行くとかなりの人が既に来ていた
「意外といるな…こんなとこに来るとか…俺並みの頭脳の持ち主達か…」
すると後ろから不意に声をかけられる
「あの…」
「はい…なんで…す……」
言葉が止まる。それはそうだろ!めっちゃ可愛い女の人が声をかけてきたんだぜ!?それはもうやばいって!!
「おおおお俺によよよよよ用ですすかッ!?」
「だ、大丈夫ですか?」
「だだだ大丈夫ッスよ!!」
やばい!!俺、女の子に対しての免疫無さすぎ!!
取り敢えず落ち着かなきゃ!……………
「あの…」
「よし……それで、何か用なの?」
「あ、はい。ここに入学するために来たんですけど…人が多すぎて…」
「……迷ったと?」
「はい…」
「あぁ、それなら大丈夫。ここにいれば何とかなるっしょ!!」
「そう…ですか?」
「おう♪」
ふー…なんとか対応できた…
「てか、何で俺に話しかけたの?」
「……この中で一番話しかけやすそうだったから…」
「あー…なるほど…まあ確かにこの中だったらね…」
……ちょっと期待しましたけど何か?カッコよかったと言ってもらえると期待しましたけど何か?
とまあ、俺の事は置いといて…周りを見渡すとそりゃー話しかけずらそうな輩がたくさんいますね。ま、そう思うのも無理ないか…
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